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湯もみ型付けのプロが語る!グローブの寿命を延ばすメンテナンス術

2025.05.29

湯もみ型付けのプロが語る!グローブの寿命を延ばすメンテナンス術

 

はじめに:グローブの寿命は「扱い方」で決まる

こんにちは、モリタスポーツ店長の中井と申します。私は、湯もみ型付け歴18年の経験を持つ、いわば「グラブ職人」のような存在です。さて、皆さんに一つ質問です。「あなたのグローブ、どれくらい長持ちしていますか?」グローブというのは野球選手にとって、ただの道具ではありません。毎日の練習や試合を共にする「戦友」であり、時に「相棒」です。そんな大切なグローブも、扱い方を間違えると数年ももたずに型崩れしたり、ヒビ割れたりしてしまいます。この記事では、湯もみ型付けの本質とその効果、そして寿命を延ばすための正しいメンテナンス術について、私の経験を交えて詳しくお伝えしていきます。最後まで読んでいただければ、あなたのグローブの寿命はきっと2倍、3倍に延びるはずです。

 

湯もみ型付けとは?なぜ寿命が延びるのか

「湯もみ型付けって聞いたことはあるけど、実際どういうことなの?」という方も多いでしょう。湯もみ型付けとは、ぬるま湯で革を柔らかくして、手作業で型を整える技術です。ポイントは「水分+温度+職人の技術」が絶妙に融合することで、革が自然な柔らかさを持ち、使いやすい形に仕上がること。

 

湯もみ型付けの効果

  • 革がしなやかになり、すぐに試合で使える柔らかさになる
  • 型が崩れにくくなり、長期間使っても形がキープされやすい
  • 適切な湿度処理で、ヒビ割れや硬化を防ぐ

 

間違ったお手入れが寿命を縮める

よくあるNG例

  • ドライヤーや直射日光で一気に乾かす → 革が硬化し、ひび割れやすくなる
  • グローブオイルを毎回たっぷり塗る → 革がベタつき、重くなる
  • 湯もみ後に乾かしきらず使用 → 湿気でカビの原因に

メンテナンスの基本は必要最低限のケアを、定期的に丁寧に。乾燥剤を入れた袋に保管したり、毎回使用後にブラッシングと週1回程度のオイルで十分なのです。

 

18年の湯もみ型付け経験で見えた、長持ちのコツ

長持ちさせるための3か条

  1. 最初の使い始めが丁寧(1週間はキャッチボール中心)
  2. 練習後に必ず拭いて、風通しの良い場所に保管
  3. 月1回は“丸一日休ませる”日を作る

 

どんなグローブでもOK?湯もみ型付けの向き不向き

湯もみに注意が必要なグラブ

合皮や極端に薄い革のグラブ、使用年数が多く革に劣化がみられる場合、それ以外はお受けします。ミットも全然大丈夫です。

 

湯もみ型付けを依頼するならどこがいい?

モリタスポーツの湯もみ型付け 3つの強み

  • すべて店長自らの手作業で実施(外注ゼロ)
  • 持ち込み対応OK、当日の相談・アドバイスも無料
  • 乾燥・オイル処理まで一貫対応、使用開始まで全力サポート

 

大阪・和歌山・三重など遠方からも来店いただくお客様が多く、「ここまで丁寧にやってくれるとは思わなかった」とのお声もよく頂戴します。

 

まとめ:正しい型付けとメンテナンスで、グラブは何年も活躍できる

グローブの寿命を延ばすには、正しい型付けと適切なケアの両立が欠かせません。湯もみ型付けは、ただ柔らかくするための技術ではなく、あなたのプレーに合った最適な相棒を育てる第一歩なのです。もしあなたが、「もっとグローブを長く使いたい」「しっかり型のついたグラブがほしい」と感じているなら、ぜひ一度、モリタスポーツの湯もみ型付けをご検討ください。

 

P.S.

私たちモリタスポーツでは、「ただ売る」だけではなく、一人ひとりに最適な道具との出会いを大切にしています。

店長が配達や所用で不在の場合もございますので、湯もみのご相談でご来店の際はご来店前にご確認いただけると幸いです。

 

モリタスポーツ

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