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型付けしたグローブを長く使うために

2025.12.03

長く使うための型付けの考え方

野球用グローブは、購入した瞬間が完成ではありません。

実は「使い込んでからが本番」とも言えるほど、革の特性は経年変化によって大きく変わっていきます。

特に湯もみ型付けを施すと、柔らかく使いやすくなる反面、その後のメンテナンスが重要になります。

今回は、長く愛用できるグラブに育てるために知っておいてほしい「経年変化と型付けの関係」についてご紹介します。

 

湯もみ型付け×経年変化=型の「育ち方」が違う

湯もみ型付けは、革を柔らかくして開閉しやすくする技術ですが、使い込む中で革が乾燥や摩擦で変化していきます。

そのため、将来の状態を見越して「あえて硬めに仕上げる」選択肢もあります。

とくに投手用グラブは、硬めの仕上げにすることで型崩れを防ぎつつ操作性を確保できます。

 

湯もみ後の「お手入れ習慣」がグラブを守る

湯もみ型付けを行った後の革は吸湿性が高く、繊細な状態です。

その分、日々のケアをすることで型付けの持続性やグラブの寿命が大きく変わります。

  • 使用後はブラッシングで汚れを落とす
  • 湿度の高い日は通気性の良い場所で陰干し
  • 乾燥が進む季節には、少量の保革オイルを使う

このような基本的な習慣を守るだけで、長く快適に使用できます。

 

「味が出る」変化を楽しむという視点

経年変化によって革にできるシワや光沢は、使用者のプレーが染み込んだ証。

これこそがグローブを、自分だけの相棒にする魅力でもあります。

モリタスポーツでは、そういった変化まで見越した湯もみ型付けを行い、

お客様それぞれのプレースタイルや用途に応じて仕上げをご提案しています。

 

長く使えるグラブを育てるために

湯もみ型付けは「完成された状態」ではなく、「最高のスタート」を作る工程です。

その後、どのように使い、どのように手をかけていくかでグラブの性能も変わります。

あなたにとって最高の相棒になるよう、メンテナンスを心がけてみてください。

 

 

モリタスポーツ

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