湯もみ型付けのメリット・デメリットを徹底解説!
2025.05.30
湯もみ型付けのメリット・デメリットを徹底解説!プロが教える正しいグラブの選び方
はじめに:「湯もみ型付け」とは?野球人の必須知識!
こんにちは、奈良県橿原市でスポーツ店を営む「モリタスポーツ」の店長・中井です。私はこれまで湯もみ型付け歴18年、対応したグラブは3000個以上。今回は、グローブ選びで迷っているあなたのために、「湯もみ型付けとは何か?」「本当にやるべきなのか?」という疑問にズバリお答えします。
「プロもやっているって聞くけど、本当に効果あるの?」「自分のグラブにも必要なの?」といった不安を抱えていませんか?
この記事では、湯もみ型付けのメリット・デメリットを分かりやすく解説し、最適なグラブ選びの方法までご紹介します。
湯もみ型付けの基礎知識
湯もみ型付けとは、グラブをぬるま湯に浸して柔らかくし、職人の手で理想の形に仕上げる工程です。プロ野球選手や強豪高校球児など、多くのプレイヤーが愛用している技術でもあります。
湯もみ型付けの流れ
- ぬるま湯で革を柔らかくする
- 形を整えながら、専用の工具と手で揉み込む
- 自然乾燥&オイルで保湿処理
メリット①:最初から“自分の手に馴染んだグラブ”になる
湯もみ型付けなら、使い始めからキャッチボールや実戦で活躍できるレベルの柔らかさに。特に捕球面やポケットのフィット感が抜群です。
メリット②:型崩れしにくく、寿命が延びる
丁寧に湯もみされたグラブは、型が安定しやすく、長年使用してもヘタリにくい特徴があります。
メリット③:初心者でも扱いやすくなる
湯もみ型付けは初心者にも扱いやすさをもたらすため、グラブデビューにも最適です。
デメリット①:我流で施すことは避けるべき
湯もみ型付けは技術が必要です。水加減、温度、揉み加減、乾燥方法…どれが欠けても、型崩れや革の劣化に繋がります。
インターネットの情報だけを頼りに我流で施すことは避けましょう。大切なグラブを長く使うためには、正しい知識と技術が必要です。
デメリット②:革の劣化リスク
湯もみで使う水分は適切に管理されていれば問題ありませんが、古い革や合皮製のグラブに処理するとヒビ割れの原因になる場合があります。
デメリット③:乾燥・メンテナンスを怠ると台無しに
湯もみ型付け後のケアは非常に重要です。以下のケアを習慣化しましょう。
- 使用後はブラッシング+風通しの良い場所に保管
- 週1回、薄くオイルを塗る
- 湿気対策に乾燥剤を併用する
正しいグラブの選び方
牛革(ステアレザー)や高校野球対応モデルは湯もみに適しています。一方で、合皮や極端に薄い革製、劣化の進んだグラブは注意が必要です。
モリタスポーツの湯もみ型付けが選ばれる理由
- 店長がすべて完全手作業で対応
- 乾燥・仕上げまで一貫対応
- 奈良・大阪・和歌山・三重など遠方からの来店多数
湯もみ型付けは“グラブとの絆”を深める第一歩
湯もみ型付けには「すぐに使える・長持ちする・自分だけのグラブになる」という数々のメリットがあります。正しい方法で行えば、野球人生の質が変わると言っても過言ではありません。
P.S.
店長が配達や所用で不在の場合もございますので、湯もみのご相談でご来店の際はご来店前にご確認いただけると幸いです。
モリタスポーツ
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