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湯もみ型付けは失敗する?よくある間違いと正しい対処法

2025.06.24

湯もみ型付けは失敗する?よくある間違いと正しい対処法

こんにちは、モリタスポーツ店長の中井です。
奈良県橿原市でスポーツ用品店を25年運営し、湯もみ型付け歴は18年。3,000本以上のグラブを仕上げてきました。

今日は「湯もみ型付けで失敗した…」という声にお応えして、ありがちな間違いとその対処法をご紹介します。

 

「湯もみ型付け失敗」のよくある原因とは?

  1. お湯の温度が高すぎる
    革の繊維が壊れてしまい、ぐにゃぐにゃに。
  2. 乾燥中にほったらかし状態
    乾かしながらの作業を怠ると、揉む前の硬い状態に戻ってしまします。
  3. 乾燥が不適切(急速乾燥)
    ドライヤーやストーブで乾かすと革が硬化・縮みます。
  4. 力任せに叩きすぎ・握りつぶしすぎ
    適度なテンションで型を整える必要があります。

間違った湯もみで起きること

  • 革が柔らかくなりすぎて、すぐに型くずれしてしまう
  • ポケットが変形して捕球に支障が出る
  • 全体的に革が伸びてしまい、修正が難しい

一度伸びた革のグラブは肩の修正がしづらく、元のポテンシャルを引き出せなくなります。

 

湯もみ型付けを失敗しないために

以下の点を意識することで、失敗のリスクはぐっと減ります。

  • お湯の温度
  • 浸ける時間管理
  • 自然乾燥で1週間以上かける
  • 叩き方・握りは手の使い方を理解した職人に任せる

湯もみはプロに頼むのが安心な理由

ネットや動画での「我流型付け」も見られますが、グラブは革の個体差や型の特性を理解した上で整える必要があります。
一つひとつ異なる革質やポジションに応じた型付けができるのは、経験豊富なプロの職人だけです。

 

モリタスポーツでは失敗しない湯もみをご提供

当店では、革質やプレースタイルに合わせた、湯もみ型付けを行っています。
さらに、自然乾燥で丁寧な仕上げを行っております。

 

まとめ:大切なグラブこそ、湯もみ型付けはプロにお任せを

一度失敗してしまった湯もみ型付けは、取り返しのつかない結果を招くこともあります。

「いいグラブを買ったのに、使いにくい」そんなことにならないよう、
湯もみ型付けは、確かな技術を持つプロにお任せください。

モリタスポーツでは、ご相談・見積もりは無料です。お気軽にお問い合わせください。

 

モリタスポーツ

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